アニメフェアだって必死

2年ぶりに開催の「東京国際アニメフェア」に行ってきた。

去年は震災直後の被害と混乱もあって、止む無く開催中止となったこのイベントであるが、復活したとは言え、今一つパッとしない。既にご存じとは思うが、東京都の青少年健全育成条例改正に反発した出版社などが、参加を見合わせたのがやはり大きい。

実際に会場を歩き回ってみても、明らかに人が少ないのがわかる。例年なら通路もかなり人でごった返しているのだが、今回はすんなり見て回る事ができた。楽には楽だが、イベントとして見ると物足りない。やはり何よりも重要なのは、扱ってる作品そのものなのだ。

普段なら各ブースで開催されているはずのトークイベントやミニライブなども殆ど見かけず、チャリティーオークションや特設ステージも、イマイチ盛り上がりに欠けたような気がする。

 

今回、一番盛り上がってるように感じたのは、東映アニメーションのブースのプリキュアかも知れない。

大手出版社が軒並み参加を見合わせているので、同じ東映の人気作であっても「ワンピース」とかの展示はなし。見せる側もなかなか辛い所だろう。

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